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4Kに対応しているドラレコとは?

目次

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4Kとは

4Kとは、出力する映像の細かさを表す画面解像度のことです。4Kの画面には横に3840個、縦に2160個の点で映像を出力し、動画として保存します。

しかし、解像度のみが高くても画素数が低ければ鮮明な映像にはなりません。ドラレコにおける画素数とは映像を取り込むときの数値という意味の他、イメージセンサーという基幹パーツのスペックについて示す言葉でもあります。

そのため、イメージセンサーの画素数と解像度のバランスを考えることも必要です。一般的には4Kの解像度が3840×2160なのに対し、画素数は800万以上のものがバランスがいいとされています。

4Kに対応しているドラレコのメリット

鮮明な証拠映像が残せる

フルHDのドラレコが主流となっていますが、4K対応のドラレコは標準的とされているフルHDよりも高精細・高解像度の画質で映像が記録できます。そのため、事故が発生したり、あおり運転に遭遇してしまった際の証拠能力が高められます。

フルHDのドラレコといってもスペックによっては不鮮明な映像となってしまうこともあるため、必要な情報が読み取れないなどの問題が生じる可能性もあるでしょう。そういった意味でも、WQHDや4K対応ドラレコのような高画質の映像が記録できるドラレコを選ぶことをおすすめします。

ナンバー認識精度が高くなる

記録する映像が鮮明になるほど読み取り距離も長くなります。

100万画素の1280×720ドラレコだとすると、至近距離で撮影したとしても、かろうじてナンバーが読み取りできるくらいの認識精度です。しかし、4K対応ドラレコであれば約11.3m離れていても、ナンバーの読み取りができるほど認識精度が高くなります。

ノーズが長い車に乗っている場合はドラレコの位置から前方車両までの距離が長くなる傾向にあるため、4K対応ドラレコのような高解像度のモデルの方が安心できるでしょう。

4Kに対応しているドラレコのデメリット

4Kと謳っているだけの製品も存在する

4K対応ドラレコと記載があっても、実際は4K対応ドラレコに見せかけた商品も存在するので注意が必要です。

3840×2160の解像度のドラレコであれば、イメージセンサーが800万画素でなければなりませんが、400~500万画素という商品があります。さらに、解像度が2880×2160で、イメージセンサーが400万画素であるにも関わらず4K対応ドラレコと記載されていることもあります。

このように、4Kと謳っているだけの製品もあるので、購入前にしっかり確認しておきましょう。

データ容量が多くなる

画像が鮮明になるほどデータ容量が多くなるため、容量の大きいmicroSDカードを使用する必要がありますが、この程度なら許容範囲のデメリットといえるでしょう。

しかし、なかにはデータ量を少なくするために、フレームレートやビットレートを下げている製品もあります。とくにビットレートを下げてしまうとシーンによっては映像が崩れてしまい、ひどいものではモザイクがかかっているかのように見えることもあります。

まとめ

事故やあおり運転など、万が一の事態が起きた際に証拠として提出するには画質のよさを考慮しておくことも重要です。

4K対応ドラレコは鮮明な映像が記録できるため、魅力的なスペックであるといえるでしょう。しかし、4K対応ドラレコと謳うだけの商品があるなどのデメリットもあるため、しっかり確認した上で購入を検討してみてください。

危険運転にリアルタイムで警告!事故を未然に防ぐ!
導⼊実績が豊富なAI 搭載ドラレコ 3 選

これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている実績豊富な3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。

DRIVE CHART
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 2ヶ月
(台数による)

特徴

  • 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
  • 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。

運営会社

GO株式会社

LINKEETH(旧:docoですcar)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 免許証
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
オプション
プラン 購入 レンタル
トライアル 2週間

特徴

  • 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能
  • AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。

運営会社

エヌ・ティ・ティ・
コミュニケーションズ株式会社

nauto(ナウト)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
要問合せ
プラン 購入 レンタル
トライアル 要問合せ
(代理店による)

特徴

  • アメリカのコンピュータービジョンとAI事業を展開する企業で開発された製品。日本ではオリックス自動車などが代理店販売。
  • 2~3カ月ごとにアルゴリズムを更新し精度向上を図る。他製品には少ない「携帯電話保持」「運転者の喫煙」検知機能がある。

運営会社

Nauto Japan合同会社

【選定について】2022年12月1日Googleにて「AIドラレコ」で検索、50位以内に公式サイトが表示されたのは10製品。そのうち、実際にAIを搭載している製品は7製品(2022年12月1日調査時点)。7製品の中から導入実績(※)がわかる3製品を紹介しています。

※導入実績
・LINKEETH(旧:docoですcar):2022年12月調査時点において公式にて「3,000社・10万台を超える実績」と記載あり。
(安全管理を行うsafetyだけでなく、docoですcarすべてのシリーズを合わせた総数)
・DRIVE CHART:プレスリリースサイト(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000030664.html)にて、2022年7月時点で「累計約4万台」と発表。
・nauto(ナウト):2022年12月調査時点において公式にて「日本国内で500社以上」と記載あり。

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