内蔵バッテリーを搭載しているドラレコとは?
内蔵バッテリーを搭載しているドラレコの特徴
ドラレコは走行中も停止中も稼働しています。走行中の電源は車のエンジンがかかっているときに起動する発電機(バッテリー)によって電気の供給を行う仕組みです。バッテリーの電源は車のエンジンがかかったときにオンになり、エンジンを止めるとドラレコの電源も止まります。
エンジンが停まっている間の電力供給においても、車のバッテリーから電力を供給することは可能です。しかしバッテリーに大きな負荷がかかる可能性があります。そこで活躍するのが「内部バッテリー」と「外部バッテリー」です。内部バッテリー搭載のドラレコは、走行中に車のバッテリーから電気を供給し、充電できます。外部バッテリーも同じ仕組みで充電できるものや、ソーラーバッテリーで充電できるものもあります。
内蔵バッテリーを搭載しているドラレコのメリット
少ない配線で設置できる
内部バッテリータイプのドラレコは、本体があれば設置が完結します。外部バッテリーは新たに配線をつけるので手間がかかる上に、配線が多くなって車内のインテリアがまとまりにくいですが、内部バッテリーはそのような心配がありません。ドラレコの設置だけでいいので簡単に取り付けられる点もメリットです。
車のバッテリーに負担がかかりにくい
車のエンジンを切ったら内部バッテリーで動作するので、車のバッテリーに負担をかけにくい点もメリットです。長時間録画をしていると車のバッテリーを消費して、バッテリー上がりが起きてしまいます。内部バッテリーで稼働すれば、バッテリー上がりの心配がありません。
内蔵バッテリーを搭載しているドラレコのデメリット
録画時間が短い
ドラレコによって性能は異なりますが、内部バッテリーの録画時間は30分程度の製品が多いでしょう。録画時間が短いため、夜間に録画し続けることは難しいです。長く録画ができないと、事故や犯罪が起こったときに記録漏れが生じる可能性があるため、この点はデメリットです。
内部バッテリーの寿命を随時確認する必要がある
こちらも製品によって異なりますが、ドラレコの内部バッテリーの寿命は2年から4年ほどだといわれています。駐車監視機能の搭載された製品であれば、さらに内部バッテリーの寿命は短いです。気づかないうちに内部バッテリーの寿命が終わってしまい、録画ができなくなっていたということにならないよう、随時バッテリーの稼働状態を確認する必要があります。
まとめ
ドラレコにはさまざまな機能を搭載した製品があり、中には録画した後方の動画をWi-Fiを用いて本体に送れるものがあります。Wi-Fi機能が搭載されている製品は、「配線不要」と記載されているものが多いです。しかし、配線不要というと内部バッテリーが搭載されているものと勘違いしてしまう可能性があります。Wi-Fi機能により本体と後方カメラをつなぐ配線が不要でも、電力を供給するための配線は必要となりますので、この点をよく確認した上で選びましょう。
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AI 搭載ドラレコ 3 選
これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
        そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
        それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2ヶ月可 (台数による)  | 
					|
特徴
- 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
 - 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。
 
運営会社
GOドライブ株式会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 可能 (台数による)  | 
					|
特徴
- 一般的なAIドラレコは20km/h(※1)前後が限界とされる中、8km/h(※2)の低速でも携帯保持や喫煙を高精度に検知。 リスクを早期に可視化。
 - 全世界から集めた50億(※3)km超の走行データでAIが進化。自社開発のハードが常にAIの最新アルゴリズムに対応し、導入後も高精度な安全管理を長期に実現。
 
運営会社
Nauto Japan合同会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 免許証 | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						オプション | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2週間可 | |
特徴
- 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能。
 - AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。
 
運営会社
NTTドコモビジネス株式会社
(※1)参照元:LINEヤフー公式サイト
https://minkara.carview.co.jp/userid/3358572/blog/45150239/
(※1)参照元:電子情報通信学会公式サイト
https://www.ieice.org/publications/conference-FIT-DVDs/FIT2011/data/pdf/I-014.pdf
(※1)参照元:国土交通省公式サイト
https://www.mlit.go.jp/road/tech/pdf/catalog-hosou0030.pdf
(※2)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety
(※3)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/
			
