近年人気のナビ連動型ドラレコとは？

目次

ナビ連動型ドラレコとは

ナビ連動型ドラレコとはHDMIやWi-Fiで接続し、カーナビと連動して使用できるドラレコのことを指します。ナビ連動型ドラレコはカーナビで操作ができるので、ドラレコ本体のスイッチやモニターは必要ありません。

ナビ連動型ドラレコのメリット

ナビ画面でドラレコの設定が可能

ナビ連動型ドラレコはドラレコの設定や操作が大きなナビ画面で行えるため、操作がしやすいのがメリットです。

単体型のドラレコはサイズが小さく、操作がわかりにくいと感じる方も多いです。しかし、ナビ連動型ドラレコであれば、細々した操作に対するストレスもなく大きな画面で直感的に操作できます。

モニターレスでコンパクト

ナビ連動型ドラレコには映像を出力するモニターを搭載する必要がないため、単体型のドラレコよりもカメラのサイズがコンパクトです。カメラがコンパクトになることで前方の視界を遮ることもなく、見た目もスッキリします。

録画した映像をナビ画面で確認が可能

ナビ連動型ドラレコは操作や設定だけでなく、録画した映像もカーナビの大きな画面でチェックできます。万が一、事故やあおり運転に遭遇してしまった場合も見やすい画面で状況の確認が行えます。

ナビ連動型ドラレコのデメリット

ドラレコと連動できるモデルが限られている

ナビ連動型ドラレコは連動可能なカーナビでなければ利用できません。すでにカーナビを設置している場合は、ドラレコとの連動ができるか慎重な確認が必要です。

ドラレコとカーナビが連動できるモデルは同一メーカーのドラレコが対象となっているため、カーナビの買い替えが必要となることもあります。

設置に手間がかかる

ほとんどのナビ連動型ドラレコはカーナビの配線の接続が必要です。すでにカーナビを設置している場合はカーナビ本体を取り外し、新たにナビ連動型ドラレコの専用ユニットを接続しなければなりません。

単体型ドラレコのほとんどは電源の確保をするだけなのに対し、ナビ連動型ドラレコは設置に手間がかかるため、取り付け費用も高くなる傾向にあります。

取り付けできる機能に制限がある

ナビ連動型ドラレコは駐車監視機能が搭載されていないものも多く、使用できるカメラや機能に制限があります。

ナビ連動型ドラレコの大半は、フロントカメラか前後2カメラ（前方・後方撮影）を採用しています。そのため、360度や720度など、広範囲で撮影できるタイプのカメラを使用したいという方にはデメリットと感じるでしょう。

ナビ連動型ドラレコだけでは機能しない

ナビ連動型ドラレコは設定や映像の確認をカーナビ側で行うため、ナビ連動型ドラレコ単体での使用はできません。そのため、カーナビが故障してしまえばナビ連動型ドラレコも機能しないということです。

まとめ

ナビ連動型ドラレコは操作性に優れており、録画した映像も大きな画面で確認できます。映像を出力するモニターを搭載する必要がないため、単体型のドラレコよりもカメラのサイズがコンパクトで視界を遮らない点もメリットです。

しかし、ナビ連動型ドラレコと連動できるカーナビでなければ利用できず、設置に手間がかかってしまうこともあります。こういったメリットやデメリットを踏まえ、ナビ連動型ドラレコの導入を検討してみてください。