ルームミラー型ドラレコとは?
ルームミラー型ドライブレコーダーの種類
一体型
一体型のルームミラー型ドライブレコーダーは、ルームミラーの裏側にカメラが付いています。カメラをフロントガラスに取り付けないため、視界を確保しやすい点が特徴です。しかし、ルームミラーを動かすと撮影位置が変わってしまいます。その車を運転する人が1人しかいないなど、専用の車に設置する際に適したルームミラー型ドライブレコーダーです。
セパレート型
セパレート型は、ルームミラーと近い位置に取り付けるタイプのルームミラー型ドライブレコーダーです。ルームミラーの位置を変えてもカメラの位置が変わらないため、家族と共用など複数人で運転する車に適したタイプだといえます。ただし、カメラをフロントガラスに取り付けるため、一体型と比較すると取り付けの手間がかかります。
ルームミラー型ドラレコのメリット
ドライバーの運転を邪魔しない位置に取り付け可能
ルームミラー型ドライブレコーダーは、フロントガラスの中央上部というドライブレコーダーを設置する上で、普段運転しているときと変わらない視界を確保できる点がメリットです。フロントガラスの裏側に設置するため運転手がカメラによって視界を妨げることがありません。
広範囲をひと目で確認できる
ドライブレコーダーのモニターのサイズは一般的に2型から3型であるのに対し、ルームミラー型のドライブレコーダーは9型から12型と、大きなモニターを採用しているケースが多いです。広範囲をひと目で確認できるため、記録した映像が見やすい点もメリットだといえます。タッチパネルを採用しているタイプでは、操作性が高い点もメリットです。
積載時も後方の様子を確認できる
ルームミラー型のドライブレコーダーは、前方と後方の2箇所にカメラを取り付けます。後方は別のカメラが撮影をしているので、荷物を積んでいてルームミラーから後方が確認できないとしても、しっかり後方の様子を確認できます。
ルームミラー型ドラレコのデメリット
フロントガラスの映り込みがある
フロントガラスからルームミラーまでの感覚が大きく開いている車種の場合、カメラにフロントガラスの映り込みが反映されてしまうことがある点は、デメリットのひとつです。車種に合わせた製品を選ぶことで映り込みを防げる可能性があります。
運転システムと干渉してしまうことがある
車種やメーカーによって、ルームミラーの裏などに運転支援システムのカメラやセンサーユニットが設置されている場合があります。これらのシステムとドライブレコーダーの機能が干渉してしまい、視野が妨げられてしまう可能性がある点もデメリットです。
運転手が変わるたびに角度調整が必要
一体型のルームミラー型ドライブレコーダーは、運転手が変わるたびにルームミラーの位置を変更することになります。位置が変わるとカメラの角度が変わってしまうため、都度カメラの位置も変更しなければなりません。
まとめ
ルームミラー型のドライブレコーダーは、車種や車を運転する人数に応じた製品を選ぶことで、快適に使用できます。カー用品店などで適した製品のアドバイスをしてもらえるので、導入時に相談してみるとよいでしょう。
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AI 搭載ドラレコ 3 選
これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
        そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
        それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2ヶ月可 (台数による)  | 
					|
特徴
- 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
 - 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。
 
運営会社
GOドライブ株式会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 可能 (台数による)  | 
					|
特徴
- 一般的なAIドラレコは20km/h(※1)前後が限界とされる中、8km/h(※2)の低速でも携帯保持や喫煙を高精度に検知。 リスクを早期に可視化。
 - 全世界から集めた50億(※3)km超の走行データでAIが進化。自社開発のハードが常にAIの最新アルゴリズムに対応し、導入後も高精度な安全管理を長期に実現。
 
運営会社
Nauto Japan合同会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 免許証 | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						オプション | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2週間可 | |
特徴
- 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能。
 - AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。
 
運営会社
NTTドコモビジネス株式会社
(※1)参照元:LINEヤフー公式サイト
https://minkara.carview.co.jp/userid/3358572/blog/45150239/
(※1)参照元:電子情報通信学会公式サイト
https://www.ieice.org/publications/conference-FIT-DVDs/FIT2011/data/pdf/I-014.pdf
(※1)参照元:国土交通省公式サイト
https://www.mlit.go.jp/road/tech/pdf/catalog-hosou0030.pdf
(※2)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety
(※3)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/
			
