ドラレコに偏光フィルターは必要?
偏光フィルターの特徴や仕組み
偏光フィルターは、フロントガラスに映り込んでしまうダッシュボードなどの映像がドライブレコーダーに保存されないように、不要な物の映り込みを軽減する製品です。
PLフィルターとも呼ばれて、簡単にレンズへ装着できるように、円形の枠にフィルムが入っているタイプが主流です。偏光フィルターをドライブレコーダーのレンズにはめ込むことで、使用できます。
なおドライブレコーダーのタイプによっては、偏光フィルターが付属している商品もあります。別売りで購入する場合でも、2,000円前後と手軽に購入できる価格です。
ドラレコにおける偏光フィルターの必要性
車外の景色をきれいに撮影できる
ドライブレコーダーで車外の景色を撮影する場合に、偏光フィルターを装着することで、映り込みを軽減してきれいに撮影できます。風景だけでなく、残しておきたい場面やものを、映り込みがなくきれいな映像として保存できるの点が大きなメリットです。
事故の証拠をきちんと残せる
走行中に発生した事故の証拠として、ドライブレコーダーの映像を用いることは少なくありません。映り込みの少ない鮮明な映像であれば、事故の確かな証拠として活用できます。
走行中だけでなく、駐停車中に発生した事故においても同様です。偏光フィルターを利用することでナンバープレートの鮮明な映像を保存できれば、有効な証拠として活用できます。
ドラレコに偏光フィルターを取り付ける際の注意点
フィルム部分を触らない
偏光フィルターのフィルム部分に触ると、指紋が付いてしまいます。指紋は映像の鮮明さを妨げるため、取り扱いの際はくれぐれもフィルム部分に触らないようにしましょう。
劣化したら適宜交換する
偏光フィルターは、紫外線によって劣化します。使用している状況や環境などによっても異なりますが、一般的には7〜8年の寿命です。映り込みが軽減されないと感じたら、劣化している恐れがあるため、新しい偏光フィルターに交換してください。劣化に素早く気づくためには、定期的なドライブレコーダーの映像確認をおすすめします。
映り込みが軽減されない撮影条件がある
偏光フィルターが映り込みを軽減するためには、光が当たっている面に対してレンズが40度程度の角度になっていることが条件となります。40度以外の角度で撮影した場合には、映り込みを軽減できない恐れがるため、ご注意ください。
光が当たっている面に対して、真正面や水平などの極端な角度から撮影すると、映り込みを軽減しにくくなるので、撮影前にレンズの角度を確認してください。
まとめ
ドライブレコーダーの役割は、走行中の風景撮影だけではなく、事故の証拠の記録です。万が一の事故に備えて鮮明な映像を撮影するために、偏光フィルターが活躍します。そこでドライブレコーダーを購入する際には、偏光フィルターが標準装備されているタイプがおすすめです。既存のドライブレコーダーに偏光フィルターが付いていない場合は、別売りタイプを購入できます。
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AI 搭載ドラレコ 3 選
これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
        そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
        それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2ヶ月可 (台数による)  | 
					|
特徴
- 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
 - 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。
 
運営会社
GOドライブ株式会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 可能 (台数による)  | 
					|
特徴
- 一般的なAIドラレコは20km/h(※1)前後が限界とされる中、8km/h(※2)の低速でも携帯保持や喫煙を高精度に検知。 リスクを早期に可視化。
 - 全世界から集めた50億(※3)km超の走行データでAIが進化。自社開発のハードが常にAIの最新アルゴリズムに対応し、導入後も高精度な安全管理を長期に実現。
 
運営会社
Nauto Japan合同会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 免許証 | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						オプション | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2週間可 | |
特徴
- 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能。
 - AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。
 
運営会社
NTTドコモビジネス株式会社
(※1)参照元:LINEヤフー公式サイト
https://minkara.carview.co.jp/userid/3358572/blog/45150239/
(※1)参照元:電子情報通信学会公式サイト
https://www.ieice.org/publications/conference-FIT-DVDs/FIT2011/data/pdf/I-014.pdf
(※1)参照元:国土交通省公式サイト
https://www.mlit.go.jp/road/tech/pdf/catalog-hosou0030.pdf
(※2)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety
(※3)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/
			
