飲料メーカー
飲料の配送車の安全対策事例
業務効率を20%改善の見込み
配送業務の実態が不透明なことが課題となっていた。朝9時ぐらいに支店を出てから、夕方に戻るまでどのようなルートを走行しているかが把握できていなかった。そこで生産性を向上させるために配送業務を可視化して、非効率なファクターがあれば解消したいと考えた。Carioを導入したことで従来は支店責任者が肌感覚でしか把握していなかった配送ルートを本社部門の物流企画チームも全国一律の基準で見て取ることができるようになった。配送業務の可視化によって配送効率を20%ほど改善できる見通し。また配送状況を数値化できるようになったことで、現場の協力体制もかなり良くなった。(UCCコーヒープロフェッショナル株式会社)
※参照元:Cariot公式サイト
(https://www.cariot.jp/case/case20/)
危険運転通知メールを使った運転指導が実現
商品が届かないと顧客から問い合わせがあったときに、都度ドライバーへ状況確認をしなければならないのが課題だった。パイオニアの通信型ドライブレコーダーは車両の動きをリアルタイムに把握できる機能だけでなく安全運転支援機能も備わっていると知り、事故防止にも役立つと考えた。また他に検討していた通信型ドライブレコーダーよりもコスト的に導入しやすいのが決め手になった。課題であった車両位置の把握は、事務所にある大型モニターを使うことで解決。さらに速度超過や急減速といった危険運転をメールで通知してくれる機能によって、効果的な運転指導をできるようになった。(有限会社酒のしまぞえ)
※参照元:ビークルアシスト公式サイト
(https://mobility-service.pioneer.jp/case/shimazoe/)
安全運転イベントの参加が従業員の安全運転意識を向上させた
営業管理の把握がしづらいのが問題となっていた。従業員管理の徹底と行動改善強化を目的として適切なツールを探していたところ、SmartDriveFleetを知った。画面の見やすさやウェブサイトを見て直感的に選択した。SmartDriveFleetの導入によって非効率な移動が明確になった。現場からも日々の業務効率向上に繋がったとの声が上がっている。導入当初は急操作のアラートが多く管理者に届いていた。しかしSmartDriveが開催する安全運転イベントに参加する旨を伝えたら急操作のアラートは激減。運転者に直接通知するアラートだけでなく、管理者からもアラートが届いたことを運転者本人へフィードバックする習慣が安全運転へ繋がったのだと思う。(ヘリオス酒造株式会社)
※参照元:スマートドライブ公式サイト
(https://smartdrive.co.jp/fleet/case/helios-syuzo/)
まとめ
安全運転の実施が企業の信頼だけでなく、業務効率向上にも繋がると考え通信型ドライブレコーダーを導入する企業は増えています。また業務効率改善をしたいと思っていたところで通信型ドライブレコーダーを見つけ、副次的に安全運転意識が向上した例もあるようです。
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導⼊実績が豊富なAI 搭載ドラレコ 3 選
これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている実績豊富な3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。
管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 |
---|---|---|
運転者認証 | 顔認証(自動) | |
データ閲覧 可能な人 |
管理者 | 運転者 |
アルコール チェック |
連携・一元管理 | |
プラン | 購入 | レンタル |
トライアル | 2ヶ月可 (台数による) |
特徴
- 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
- 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。
運営会社
GO株式会社
管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 |
---|---|---|
運転者認証 | 免許証 | |
データ閲覧 可能な人 |
管理者 | 運転者 |
アルコール チェック |
オプション | |
プラン | 購入 | レンタル |
トライアル | 2週間可 |
特徴
- 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能。
- AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。
運営会社
エヌ・ティ・ティ・
コミュニケーションズ株式会社
管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 |
---|---|---|
運転者認証 | 顔認証(自動) | |
データ閲覧 可能な人 |
管理者 | 運転者 |
アルコール チェック |
要問合せ | |
プラン | 購入 | レンタル |
トライアル | 要問合せ (代理店による) |
特徴
- アメリカのコンピュータービジョンとAI事業を展開する企業で開発された製品。日本ではオリックス自動車などが代理店販売。
- 2~3カ月ごとにアルゴリズムを更新し精度向上を図る。他製品には少ない「携帯電話保持」「運転者の喫煙」検知機能がある。
運営会社
Nauto Japan合同会社
【選定について】2022年12月1日Googleにて「AIドラレコ」で検索、50位以内に公式サイトが表示されたのは10製品。そのうち、実際にAIを搭載している製品は7製品(2022年12月1日調査時点)。7製品の中から導入実績(※)がわかる3製品を紹介しています。
※導入実績
・LINKEETH(旧:docoですcar):2022年12月調査時点において公式にて「3,000社・10万台を超える実績」と記載あり。
(安全管理を行うsafetyだけでなく、docoですcarすべてのシリーズを合わせた総数)
・DRIVE CHART:プレスリリースサイト(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000030664.html)にて、2022年7月時点で「累計約4万台」と発表。
・nauto(ナウト):2022年12月調査時点において公式にて「日本国内で500社以上」と記載あり。