法人向け AIドラレコを比較
導入目的から選ぶ!
車両管理システム3選
                
                 これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
        そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
        それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。
安全管理を強化したい
DRIVE CHART
(GOドライブ株式会社)
    引用元: GOドライブ公式サイト
(https://drive-chart.com/)
特徴
- 脇見運転、急ブレーキなどの危険運転をAIが検知し、車両ごとの運転傾向を特定し指導へ反映。車両数と比例する事故リスク削減に貢献。
 - 拠点の機器設置は、全国の提携業者を手配。全社員に向けた使い方レクチャーにも対応。運用面の不安は運用コンサルへ相談可。
 - 遠方車両のトラブルも安心。 管理者が遠隔で映像データをダウンロードし、トラブルの対策を検討可能。
 
事故を防ぐ安全運転支援
nauto
(Nauto Japan合同会社)
    引用元:Nauto Japan公式サイト
(https://nauto.co.jp/)
特徴
- 8km/h(※1)の低速時でも携帯保持や喫煙といった軽微な違反を高精度に検知し事故リスクの芽を早期に可視化。
 - 50億(※2)km超の走行データでAIが進化。自社開発ハードがAIの進化に追随し、導入後も高精度な運行管理を長期にわたって実現。
 - リスクに直結する行動をAIが点数化し、誰をどう指導すべきかが明確に。教育の精度と効率を大幅に向上。
 
健康状態を可視化したい
Nobi for Driver
(株式会社enstem )
    引用元:enstem公式サイト
(https://lp.nfd-app.com/)
特徴
- 45秒間の心拍分析でドライバーの体調を可視化。異常時に管理者通知で、その後の業務を検討。健康起因の事故を未然に防げる。
 - 運転中のデータを基にドライバーが自覚する前の眠気を検知。スマホのバイブ機能で眠気に陥ったまま運転をし続けないようサポート。
 - 時間帯ごとのヒヤリハットや曜日による体調の傾向などの分析も可。勤務時間や曜日の調整にも貢献。
 
(※1)参照元:nauto公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety
(※2)参照元:nauto公式サイト(2025年8月時点)
https://nauto.jp/
車両数と比例して増加する
事故リスク削減に貢献の
AIドラレコ
                            DRIVE CHART
                    
                                引用元:DRIVE CHAT公式サイト
(https://drive-chart.com/)
「DRIVE CHART」
3つの強み
                            
                            車内にあるシステムを解析し
危険運転を自動検出
                                車内に搭載されたカメラや加速度センサー、GPSから得られるデータをAIが解析。脇見運転をはじめ、一時停止無視、速度超過、急ブレーキといったリスクのある運転行動を自動で検出します。これにより車両台数が多い企業でも、ドライバーの危険運転の傾向をリアルタイムで把握できます。
また、実際の運動行動を示した映像データの提供もできるため、重大事故を未然に防ぐことにも貢献します。
運転行動の映像をもとに
ドライバー指導にも貢献
                                ドライバーの運転行動を詳細に記録し、スコアや映像データは管理者にレポートを送信。急発進や車間距離不足といった行動を視覚的に示すため、効果的な指導をドライバーに行うための資料として活用できます。
ドライバー自身は専用アプリやメール通知をもとに、自らの運転を振り返ることが可能。車両台数が増えるほど対応が難しくなる教育サポートを効率化し、全体的な事故リスクの削減を支援します。
業種ごとの事故リスクを分析し、安全性と効率化を両立
物流や旅客運送といった、業種ごとの異なる事故リスクに合わせたデータ分析や、ドライバー教育のプログラム設計も可能。リスク運転の傾向を詳細に分析することで、運行ルールや業務フローを最適化するための具体策を提案します。
専門的支援を行うことで事故リスクの削減に貢献し、安全性と効率化の両立を実現します。
事故削減・安全管理機能
- 音声案内ナビにより、慣れない道でも安全に運転できるようサポート
 - ドライバー全体の負担削減のため、勤務時間や配送件数を均等化
 - 全国数十万台の車両走行データをもとに、時間帯別の道路混雑や大型車両規制などを考慮したルートを作成
 
導入事例
                                        自身の運転状況を振り返り
事故リスクを削減
                                    
保有車両150台、神戸と大阪に港を構え、海上コンテナ輸送を行なっているエイワン物流。従来のAIドライブレコーダーで事故リスク削減はできていたものの、管理者への負担やサポート不足が課題となり「DRIVER CHART」に切り替えることになりました。
解析されたデータや、週次サマリーメールが提供され、ドライバーが各自でリスクのあった運転を振り返りながら改善を進められる環境が実現。リスク運転の自動検出や傾向分析も行なえるため、更なる事故リスクの削減が期待されています。
                                      
(エイワン物流)
参照元:DRIVE CHART公式サイト
(https://drive-chart.com/magazines/mg_230421)
                                        勉強会や進捗支援で現場
にもスムーズに導入可能
                                    
全国各地で950台のマイクロバスを運行し、独自の研修やISO39001認証取得などで交通安全対策に注力している「みつばコミュニティ」。さらなる事故削減を行うべく「DRIVE CHART」を導入することになりました。
主にリスク運転の検出やレポート機能を活用し、全国のドライバーに指導を行うことで、事故リスクの大幅な削減に成功。各ドライバーも自らリスクレポートを確認し、運転を改善する仕組みが定着しつつあります。
(みつばコミュニティ)
参照元:DRIVE CHART公式サイト
(https://drive-chart.com/magazines/mg_220324)
価格・プラン
                                購入プランとレンタルプランあり。
要見積もり。
                            
販売元「GOドライブ」とは
「移動で人を幸せに。」をミッションとして、日本のモビリティ産業をアップデートするITサービスを提供している企業。モビリティ分野で幅広いサービスを展開しています。なかでも、リアルタイムな位置情報と連携した高精度な配車ロジックを活用した「タクシーアプリ『GO』」は国内有数のダウンロード数を誇っています。
| 本社所在地 | 東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー 23F | 
|---|---|
| 事業展開 | タクシー事業者等に向けた配車システム提供、モビリティ関連事業など | 
| 連絡先 | https://drive-chart.com/contact | 
世界中の走行データから学び続けるAIが、
低速時の見えにくい
違反行動まで検知
        nauto
            引用元:nauto公式サイト
(https://nauto.co.jp/)
「nauto」3つの強み
低速でもAIが
ながらスマホを検知し、
違反を可視化
            8km/h(※)の低速走行時においても、携帯電話の所持やわき見運転、喫煙といった細かな危険行為を高精度で検知可能です。
わき見がなくても携帯を手に持つだけでアラートを出し、見逃されやすいリスクをリアルタイムで可視化。
違反の早期是正と事故の未然防止に貢献します。
※参照元:nauto公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety
AIとハードの統合開発で、持続的な安全運行をサポート
AIの進化を見据えてハードウェアまで自社開発し、「進化にハードが追従できない」という問題を解消。
50億(※)km超に及ぶ多国籍の走行データを基盤に、2~3ヶ月ごとにアルゴリズムを刷新し、検知精度を絶えず強化。導入後も常に安全対策を提供し、長期的な運行管理を支えます。
※参照元:nauto公式サイト(2025年8月時点)
https://nauto.jp/
リスクドライバーを点数化し、重点指導でコスト削減
事故リスクに直結する運転行動を重みづけして減点する安全スコアを導入。100点満点からの減点方式により、「誰がどの程度事故を起こしやすいか」が一目で把握でき、点数順に並べるだけで重点指導対象を効率的に抽出可能。
教育のムダを抑えつつ、指導の精度向上と現場負担の軽減を両立します。
「nauto」事故削減・安全管理機能
- 低速走行時でもわき見・スマホ操作・シートベルト不着用を高精度で検知
 - 総合安全スコアで事故リスクを可視化し、指導の効率を向上
 - 自社開発AIが走行データを学習し、危険の兆しを捉えて事故を未然に防止
 
導入事例
                    大きな事故が半減。
数字で実感する
安全効果
                
以前はSDカード式のドライブレコーダーを使っていましたが、映像確認に大きな手間がかかるうえ、事故時に肝心の映像が壊れて見られないケースもありました。
そうした中でnautoを知り、必要な場面だけを自動で抽出できる点に魅力を感じ導入しました。AIがわき見や急ブレーキといった危険挙動を高精度に検知し、管理側は映像を効率的に確認可能。導入後は事故件数が約3割減り、大きな事故は半減。以前の精度不足に悩まされていた状況から一転、nautoは「事故を防ぐ仕組み」として確かな成果をもたらしています。
(泉平)
参照元:nauto公式サイト
(https://nauto.jp/casestudy/159)
重大事故ゼロと追突事故の大幅減を実現
以前も他社のドラレコを導入していましたが、事故削減にはつながらず、重大事故が発生していました。nautoを導入したところ、運転中の不適切行動が次々と検知され、全車両への導入を決断。
AIが危険挙動を的確に抽出することで、ドライバー一人ひとりに具体的な指導が可能になりました。その結果、導入後は重大事故がゼロに。最も多かった追突事故も一転して最も少ない事例となり、事故件数全体の大幅な減少を実現しました。危険挙動の映像を用いた指導によって、ドライバーの意識改革も進み、事故削減と教育効果を同時に達成。nautoは安全運行を支える存在となっています。
(ディ・エス物流)
参照元:nauto公式サイト
(https://nauto.jp/casestudy/156)
価格・プラン
要見積もり。
- 購入プラン:車載機を購入し、サービス利用料のみ月々お支払いいただくプラン
 - レンタルプラン:車載機をリースし、リース料金とサービス利用料を月々お支払いいただくプラン
 
販売元
「Nauto Japan」とは
            豊富な走行データと先進AIで危険運転を検知し、事故を未然に防ぐNauto Japan。独自評価で教育を効率化し、企業の安全運行を支えます。
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー9F | 
|---|---|
| 事業展開 | 安全運行管理プラットフォーム「nauto」の開発、製造、販売、サポート | 
| 連絡先 | https://nauto.co.jp/contact | 
健康起因の交通事故を
未然に防ぐドライバーの
健康管理ツール
        Nobi for Driver
            引用元:Nobi for Driver公式サイト
(https://lp.nfd-app.com/)
「Nobi for Driver」3つの強み
運転前の心拍測定により
潜在的な事故リスクを回避
            運転開始前に約45秒間の心拍測定を実施。測定した心拍数から体調に関わるデータが分析され、異常が検知された場合は、管理者へ通知が送られる仕組みが導入されています。
こうしたシステムにより、運転前の段階で潜在的なリスクを把握し、状況に応じて運航計画の調整を実施。ドライバーも自身の体調を客観的に把握できるため、安全意識の向上に繋げることができます。
眠気や体調不良の兆候も
即時アラートでお知らせ
            走行中もドライバーの心拍データをAIが継続的にモニタリング。眠気や体調不良の兆候をリアルタイムで検知し、異常が発生した際は、ドライバーのスマートフォンに即時アラートで注意喚起を行います。
ドライバーが自覚する前に問題が察知できるため、重大な事故リスクを未然に防止。リアルタイムのモニタリングにより、ドライバーの健康状態に基づいた安全な運行管理を実現します。
蓄積されたデータを基に
健康教育や運行計画の
調整が可能
            各ドライバーの健康データを蓄積・分析し、体調の変更傾向を把握する機能を搭載。曜日や時間帯、エリアごとの健康状態を分析することにより、個々のドライバーに合わせた適切なサポートが提供可能です。
分析したデータをもとに健康教育や運行計画の見直しを行うことで、健康維持や安全運行の向上にも貢献します。
主な機能
- スマートウォッチからドライバーの心拍データをはかり、健康状態を察知
 - リアルタイムに分析することで、ドライバーの異常を検知することが可能(異常な心拍状態、ストレス、眠気、ヒヤリハット)
 - 異常を検知した場所、異常を検知した時間でドライバーの傾向を解析することも可能
 
導入事例
                    健康状態を可視化し
健康意識向上にも貢献
                
高齢化が進むドライバーの健康管理を強化するべく「Nobi for Driver」を導入。血圧や心拍数の測定、眠気やヒヤリハットの検知機能が備わっているため、健康状態の可視化や意識向上に貢献しています。
ドライバー同士の中でも健康に関する会話が増え、安全運転への配慮も向上。運転前に健康チェック機能を使うことで、運行前の安心感も得られています。
(根室交通)
参照元:Nobi for Driver公式サイト
(https://lp.nfd-app.com/interviews/u63a-zm6t)
                    事故防止だけでなく
食事に対する意識も向上
                
体調不良による事故を未然に防ぐため「Nobi for Driver」を導入。運行前の体調異常を把握でき、従来の動態管理では対応できなかった健康リスクを確認できるようになりました。
またドライバー間でも健康に関する会話も増え、自ら食事にも気を遣うドライバーも増加。自身の健康状態にポジティブに向き合えるようになり、体調管理の意識向上と安全運転の両立を実現しました。
(ティー・ビー・ロジスティックス)
参照元:Nobi for Driver公式サイト
(https://lp.nfd-app.com/interviews/e4k49z7kr4e6)
価格・プラン
            初期費用:7,500円~/人
            月額費用:1,300円~/月
        
            ・月額料金は導入アカウント数によって異なります。詳細はお問い合わせください。
            ・初期費用にはスマートウォッチの購入料金および手数料が含まれます。
        
販売元「enstem」とは
スマートウォッチを活用した個人向けのパフォーマンスマネジメントアプリや、ドライバーの安全・健康管理サービスを提供する株式会社enstem。主に生体データとWebマーケティングを掛け合わせた事業を展開しています。
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋小網町19-8 goodoffice日本橋 3階B室 | 
|---|---|
| 事業展開 | 生体データ事業、Webマーケティング事業 | 
| 電話番号 | 03-6821-0193(平日10:00~17:00) | 
そのほかのAIドラレコ一覧
本サイトで紹介している、上記3製品以外のAI搭載ドライブレコーダーを紹介します。
※導入実績の豊富なAIドラレコ3製品をもう一度見る
| ✔ DRIVE CHART ↑↑ | ✔ nauto(ナウト)↑↑ | ✔ Nobi for Driver ↑↑ | 
再確認!3分でわかるAIドラレコの基礎知識
AIドラレコとは
AIドラレコとは、AIのディープラーニングを活用してデータや映像を解析・分析できるドライブレコーダーです。
AIドラレコにできること
AIが映像を解析することによって、これまで判定が難しかったわき見や居眠りなどの危険運転も検知が可能です。
Gセンサが検知した加速度の変化のみで危険な挙動を判定していた従来のドライブレコーダーと比較して、本当に注意すべき挙動を正確に判定できることも、大きな特徴のひとつです。
AI搭載ドラレコでは、本当に注意すべきイベントをAIが抽出。また、ヒヤリハットに至らない運転の傾向、癖なども分析して評価できるため、実態に即した安全指導が可能です。
AIドラレコの中には、車両の動態管理、最適ルートの設定といった機能を含むものもあります。
AIドラレコを導入するメリット・デメリット
- 【メリット】わき見や居眠りなどの危険運転も検知できる
 - 【メリット】事故の未然防止効果が高い
 - 【メリット】運転傾向分析、危険運転通知などで効果的な安全指導が可能
 - 【メリット】診断や映像でドライバーの安全意識を向上できる
 - 【メリット】ドライバーと管理者の業務効率化、管理工数の削減が可能
 - 【デメリット】他のシステムに比べコストがかかる
 - 【デメリット】設置にドライバーが抵抗を覚える可能性がある
 
AIドラレコの選びでチェックしたいポイント
AIドラレコは、「LINKEETH(旧:docoですcar)」のように動態管理と安全管理が別になっていて組み合わせられるものや、「DRIVE CHART」のように1つで一元管理できるものなどがあります。自社が必要な機能や管理したい内容に対応しているかをまず確認しましょう。
「無料トライアル」で実際に使い勝手を確認することも大事です。
また、サポート内容も重要。AIドラレコは導入したら終わりではありません。事故削減や業務効率化を実現していくためにコンサルや支援を受けられるのかもチェックポイントです。
本当に効果が得られているのか、導入事例やお客様の声はぜひ確認しておきたいところです。
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