ドラレコのナイトビジョン機能とは？

ナイトビジョン機能とは？

ナイトビジョン機能は、赤外線カメラや低照度カメラなどを使用して、暗い環境での視認性を高める機能です。具体的には、以下の環境などで視認性を高められます。

• 夜間
• 濃霧
• 大雨

大雨が降っている高速道路や街灯が少ない道路でも、比較的クリアな映像を記録できる可能性があります。モニターで鮮明な映像を確認できる点も魅力です。

ナイトビジョン機能を搭載したドラレコのメリット

クリアな映像を記録できる

通常のドライブレコーダーは、暗い環境、明暗の差が大きい環境での撮影を苦手としています。光量が不足して映像が暗くなったり、明暗の差で白つぶれ（明るい箇所が白一色になる）や黒つぶれ（暗い箇所が黒一色になる）が発生したりするためです。たとえば、トンネルの出入口で白つぶれ、黒つぶれが発生して鮮明な映像を記録できないなどが考えられます。ナイトビジョン機能を搭載しているドラレコであれば、特殊なカメラを使用するためこのような環境でも美しい映像を原則として撮影できます。

記録した映像を証拠として活用できる

ドラレコで撮影した映像が不鮮明だと、トラブル時の証拠として活用できない恐れがあります。たとえば、黒つぶれでナンバープレートを確認できないなどが考えられるでしょう。ナイトビジョン機能を搭載したドラレコであれば、暗い環境でも鮮明な映像を撮影できるため、証拠として活用できる可能性が高まります。

クリアな視界を確保できる

条件が悪い環境で、クリアな視界を確保できる点も魅力ですが、ヘッドライトの照射距離は限られています。ヘッドライトの照射距離は以下のとおりです。

参照元：JAF（https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-drive/subcategory-safety/faq158）

機種によっては、モニター上で200〜300m先までの映像を表示できるものもあります。遠くまで見通せるため、事故を予防しやすいといえます。

ナイトビジョン機能を搭載したドラレコが活躍する場面

夜間

夜間は、ドラレコで撮影した映像が不鮮明になったり、暗くなったりする傾向があります。ナイトビジョン機能は、夜間の撮影にも対応しています。赤外線や低照度に強いセンサーなどを使用しているためです。暗い道路でも、鮮明な映像を撮影できます。

濃霧

濃霧の状況でも、ナイトビジョン機能が効果を発揮します。肉眼だとぼやけて見える状況でも、モニター上に鮮明な映像を表示できます。視認性が高まることで、障害物を早期に発見しやすくなります。

大雨

大雨も、ナイトビジョン機能の強みを実感できる場面です。フロントガラスに雨が吹き付けるため、前方を確認しにくくなるケースもあります。ナイトビジョン機能を搭載しているドラレコであれば、モニターで前方の鮮明な映像を確認できます。

まとめ

ナイトビジョン機能は、赤外線などを用いて、暗い環境での視認性を高める機能です。条件が悪い環境でも証拠として活用できる鮮明な映像を記録できるなどの利点があります。具体的な活用シーンとして、夜間、濃霧、大雨などがあげられます。これらの環境で自動車を運転する機会が多い場合は、ナイトビジョン機能を搭載したドライブレコーダーの導入を検討することをおすすめします。