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物流(トラック)

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物流業界(トラック)による事故の発生状況

物流業界(トラック)

警察庁の発表によると事業用トラックの第1当事者(運転手自身)死亡事故は年々(H.30~R.4)減少傾向にあります。それでもひと月あたり100件を超えることもあり、まだまだ少ないとは言えません。

全日本トラック協会の資料によれば、バスやハイヤー・タクシーなどの緑ナンバー車両において、業態別死者数と走行距離1億キロあたりの死者数はトラックが最も多い状況となっています。

※参照元:【PDF】警察庁資料「交通事故統計(令和4年11月末)」(https://jta.or.jp/wp-content/uploads/2022/12/judaijiko_shukei202211.pdf
※参照元:【PDF】全日本トラック協会資料「60分でわかるトラック重大事故対策」(https://jta.or.jp/wp-content/themes/jta_theme/pdf/anzen/measures60min_color.pdf

事故の例

漫然運転による事故

高速道を大型トラックAが漫然運転で走行し、前を走っていた大型トラックBに追突。大型トラックAが横向きとなり道路をふさいだところに次々と玉突き衝突し、軽自動車が大型トラック同士に挟まれ押しつぶされて火災が発生。4台の車両が全焼した。 ※参照元:【PDF】国土交通省 北陸信越運輸局資料 事故事例 (https://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/content/000103864.pdf

脇見運転が原因による事故

高速道路を90km/hで運 行中、携帯電話の充電器を取ろうとして脇見運転となり、車両が左に寄り、路肩に停車していた乗用車に気づくのが遅れた。ブレーキをかけたが間に合わず当該車両の左前部が乗用車の右側後部に追突。乗用車は大破。この事故により、乗用車 の同乗者1名が死亡し、同運転者及び同乗者3名が軽傷を負った。

※参照元:【PDF】国土交通省 関東運輸局資料 事故事例(https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/content/000167994.pdf

物流業界(トラック)の事故がなぜ多い?事故の要因とは

物流業界で事故が多い原因として考えられているのは、居眠り(居眠りに近い)運転・脇見運転・だろう運転です。居眠り運転の原因は、近年注目されている物流業界の人手不足が背景にあるでしょう。無理な運行スケジュールを組み、過重労働の状態が慢性化してしまっている可能性があります。
またベテランドライバーであるが故に脇見運転や、だろう運転が多発してしまっているケースもあるのです。ベテランドライバーでも、常に状況の変化を予測した運転が求められていることに変わりはないのです。

トラックの安全対策事例

事故件数が3割減少

ナウトのAIドライブレコーダーはWEB画面で車両の運行状況をリアルタイムで確認でき、SDカード不要な点が決め手でした。AIドライブレコーダーを導入したら前年比で事故件数が3割減少しました。前方の衝突事故件数は0になりました。運転指導は点呼時にナウトのイベント画面を映して確認し合うことで、運行管理者とドライバーが面談する際の材料にもなっています。 (大阪センコー運輸株式会社)

※参照元:ナウト公式サイト(https://www.nauto.co.jp/media-article/nauto-safety-stories-osaka-senko-unyu

検知結果を指摘しながらの指導で事故ゼロを達成

元から安全意識が高いドライバーが多いが、事故0件を目標として安全運転教育のさらならう強化をするためにDRIVE CHARTを導入しました。車間距離不足がないことを目標としてドライバー全員で80点を超えることを目標にしたのです。ときにはDRIVE CHARTの検知結果を指摘しながらドライバーに寄り添ったコミュニケーションを続け、結果として導入から約3ヶ月で目標を達成。事故ゼロも継続できています。 (つるとみ運輸株式会社)

事例に関するキャプチャ※参照元:DRIVE CHART公式サイト (https://drive-chart.com/cases/ejqoxh0qb

まとめ

トラックで事故を起こすと重大事故になりやすいことがデータからも明白です。個人ではなく運送事業者が事故を起こすと、会社の信用や今後の取引にも影響が出てきます。わき見運転や居眠りを検知し、警告する機能を持った車両管理システムを導入するなどによって、事故を防止する対策が可能です。

危険運転にリアルタイムで警告!事故を未然に防ぐ!
導⼊実績が豊富なAI 搭載ドラレコ 3 選

これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている実績豊富な3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。

DRIVE CHART
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 2ヶ月
(台数による)

特徴

  • 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
  • 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。

運営会社

GO株式会社

LINKEETH(旧:docoですcar)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 免許証
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
オプション
プラン 購入 レンタル
トライアル 2週間

特徴

  • 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能
  • AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。

運営会社

エヌ・ティ・ティ・
コミュニケーションズ株式会社

nauto(ナウト)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
要問合せ
プラン 購入 レンタル
トライアル 要問合せ
(代理店による)

特徴

  • アメリカのコンピュータービジョンとAI事業を展開する企業で開発された製品。日本ではオリックス自動車などが代理店販売。
  • 2~3カ月ごとにアルゴリズムを更新し精度向上を図る。他製品には少ない「携帯電話保持」「運転者の喫煙」検知機能がある。

運営会社

Nauto Japan合同会社

【選定について】2022年12月1日Googleにて「AIドラレコ」で検索、50位以内に公式サイトが表示されたのは10製品。そのうち、実際にAIを搭載している製品は7製品(2022年12月1日調査時点)。7製品の中から導入実績(※)がわかる3製品を紹介しています。

※導入実績
・LINKEETH(旧:docoですcar):2022年12月調査時点において公式にて「3,000社・10万台を超える実績」と記載あり。
(安全管理を行うsafetyだけでなく、docoですcarすべてのシリーズを合わせた総数)
・DRIVE CHART:プレスリリースサイト(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000030664.html)にて、2022年7月時点で「累計約4万台」と発表。
・nauto(ナウト):2022年12月調査時点において公式にて「日本国内で500社以上」と記載あり。

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