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ドラレコのフォーマットについて

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ドラレコのフォーマットとは?

ドラレコで使用されるフォーマットは、SDカードのフォーマットを指します。フォーマットと聞くと、SDカード内の画像や映像を削除するイメージがありますが、単にファイルを消去するだけでは、削除しきれないデータが残ることがあります。

フォーマット処理とは、画像や映像を含むSDカード内のすべてのデータを消去し、初期状態に戻すことを指します。

ドラレコのフォーマットが必要な理由

ドラレコで映像を記録し続けると、映像を削除したり上書きしたりする作業が繰り返されますが、この際、通常の消去操作では完全に削除できないデータが蓄積していきます。不要なデータが蓄積すると、録画映像の上書きができなくなるなどの不具合が発生するため、SDカードの定期的なフォーマットが必要です。

不要なデータが蓄積しても、ファイルの容量に直接影響が出るわけではありません。しかし、書き込みエラーが出るなど、正常な動作を行えなくなってしまう場合があります。ドラレコは夏場などの高温環境で動作するため、長期間使用していると不具合が発生しやすくなります。エラーが出ることなく、常に安定した録画ができる状態にしておくためにも、フォーマットは重要な作業です。

そのほか、新品のSDカードを使い始める際に、フォーマットが必要な製品もあります。購入したばかりのSDカードをドラレコに差し込んだ際にエラーが発生する場合は、フォーマットを行うことで正常に使用できる可能性がありますので、試してみてください。

ドラレコのフォーマットを行う際の注意点

データをバックアップしておく

フォーマットを行うと、これまで記録されたデータが全て消去されます。データが必要になる可能性を考えて、必ずバックアップを取っておきましょう。パソコンに保存するのが一般的ですが、Wi-Fiに接続してスマホにデータを転送できる製品もあります。

フォーマットできない場合

フォーマットしようとすると、エラーが出て作業が進まないケースがあります。この場合はSDカードが故障している可能性があるため、修理や交換が必要です。フォーマット時のバックアップが取れない場合もカードが故障している可能性が高いため、状況に応じて専門サービスに依頼する必要があります。

フォーマットの頻度

SDカードのフォーマットは、ドラレコによって適切な頻度が異なります。1ヶ月に1回を推奨している製品が多いですが、中には2週間に1回のフォーマットを推奨する製品もありますので、推奨されている頻度に合わせてフォーマットを行いましょう。

フォーマットの頻度は、データを上書きする回数によって変わってきます。ドラレコの中には上書き回数が表示され、指定の回数でフォーマットを推奨している製品がありますので、この場合は指定に従って行うことが望ましいです。

なお、データ容量の大きいSDカードを使用すると、フォーマットの頻度を減らせます。例えば16GBのSDカードを月1回フォーマットしていたら、128GBにすると8ヶ月に1回の頻度に減らせます。フォーマットの手間を減らしたい場合は、容量の大きいSDカードを選ぶのがよいでしょう。

まとめ

ドラレコで安定した録画を継続するには、定期的なフォーマットが必要です。メーカーが推奨する頻度に従い、所定の手順でフォーマットを行いましょう。

バックアップを取らずにフォーマットしてしまった場合、データの復旧が難しいです。バックアップは必ず取ってから作業を行いましょう。

危険運転にリアルタイムで警告!事故を未然に防ぐ!
AI 搭載ドラレコ 3 選

これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。

DRIVE CHART
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 2ヶ月
(台数による)

特徴

  • 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
  • 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。

運営会社

GOドライブ株式会社

nauto(ナウト)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 可能
(台数による)

特徴

  • 一般的なAIドラレコは20km/h(※1)前後が限界とされる中、8km/h(※2)の低速でも携帯保持や喫煙を高精度に検知。 リスクを早期に可視化。
  • 全世界から集めた50億(※3)km超の走行データでAIが進化。自社開発のハードが常にAIの最新アルゴリズムに対応し、導入後も高精度な安全管理を長期に実現。

運営会社

Nauto Japan合同会社

LINKEETH(旧:docoですcar)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 免許証
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
オプション
プラン 購入 レンタル
トライアル 2週間

特徴

  • 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能
  • AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。

運営会社

NTTドコモビジネス株式会社

(※1)参照元:LINEヤフー公式サイト
https://minkara.carview.co.jp/userid/3358572/blog/45150239/

(※1)参照元:電子情報通信学会公式サイト
https://www.ieice.org/publications/conference-FIT-DVDs/FIT2011/data/pdf/I-014.pdf

(※1)参照元:国土交通省公式サイト
https://www.mlit.go.jp/road/tech/pdf/catalog-hosou0030.pdf

(※2)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety

(※3)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/

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