新時代の法人向け車両管理システム ~事故ゼロをめざすAIドラレコなび【ゼロどら】 » 社有車の事故削減のためのドラレコNews&コラム » ドラレコに有効な熱対策とは?

ドラレコに有効な熱対策とは?

目次

目次

熱がドラレコに与える影響

ドラレコは夏場など車内温度が高くなることを想定して設計されているため、熱に強いと考えがちです。しかし、電子機器のためあまりに高温になった場合は熱による故障を引き起こす可能性があります。そのため多くのドラレコは、製品によって正常に動作できる動作範囲温度が定められています。

ドラレコの動作範囲温度は製品によって異なり、低価格の製品だと50〜60℃までしか対応していないものもあります。しかし真夏の車内、特にダッシュボード付近は70℃以上に温度が上がることも。動作範囲温度を超えてしまうと、故障を招く恐れがあるため注意が必要です。

参照元:JAF(https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer

ドラレコに有効な熱対策の方法

直射日光を下げる

日光によって車内温度が上がりやすくなるため、直射日光を避けることが熱対策に有効です。駐車をする際には、日陰の場所に車を停めることで、車内やダッシュボードの温度上昇を抑えられます。日陰のない駐車場では、サンシェードを使用してフロントガラスから直射日光が当たるのを防ぐことも有効です。

ドラレコ自体を日光から保護する

フロントガラス用のサンシェードを使用しても、ドラレコの種類や取り付け位置によってドラレコにサンシェードが被らないことがあります。その場合、ドラレコ自体を日光から保護することが熱対策に有効です。断熱効果のあるドラレコ用のサンシェードが販売されています。ただしこドラレコのサンシェードを使用している駐車中は、駐車監視システムが使えない点に注意が必要です。

ヒートシンクでドラレコの熱を逃がす

ドラレコに熱が溜まらないようにすると同時に、ドラレコの熱を逃がす対策を行うことも有効です。熱を空気中に逃がすヒートシンクをドラレコ本体に貼り付けることで、ドラレコが熱くなってしまうことを防げます。ただし、ヒートシンクはアルミなので、直射日光が当たる状態で使用するのは逆効果です。サンシェードを使用した上でヒートシンクを併用してください。

熱でドラレコが故障した際の対処法

不具合が熱によるものなのかを切り分ける

ドラレコの電源が入らないなどの不具合が生じたときは、熱以外の原因がないかを確認しましょう。シガーソケットを確認して、きちんとプラグが差し込んであるかをチェックします。次に、SDカードを初期化して録画が正常になるかを確認してください。

車内とドラレコの温度が下がるのを待つ

熱による不具合が生じると、エンジンをつけてもドラレコの電源が入らないことがあります。その場合は、エアコンをつけて車内とドラレコの温度が下がるのを待ち、再度電源が入るかを確認してください。

SDカードのデータを移行する

ドラレコが熱で故障してしまった場合は、SDカードも熱によってデータが破損してしまう恐れがあります。ドラレコからSDカードを取り出して不要なデータは消去し、必要なデータは速やかに移行しましょう。

まとめ

ドラレコが故障すると、修理費が高くなって買い替えを検討しなければならない場合があります。熱による故障を防ぐためには、車内やドラレコの熱対策が重要です。車内温度が上がりやすい夏場は特に、熱対策をしっかり行いましょう。

危険運転にリアルタイムで警告!事故を未然に防ぐ!
AI 搭載ドラレコ 3 選

これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。

DRIVE CHART
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 2ヶ月
(台数による)

特徴

  • 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
  • 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。

運営会社

GOドライブ株式会社

nauto(ナウト)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 可能
(台数による)

特徴

  • 一般的なAIドラレコは20km/h(※1)前後が限界とされる中、8km/h(※2)の低速でも携帯保持や喫煙を高精度に検知。 リスクを早期に可視化。
  • 全世界から集めた50億(※3)km超の走行データでAIが進化。自社開発のハードが常にAIの最新アルゴリズムに対応し、導入後も高精度な安全管理を長期に実現。

運営会社

Nauto Japan合同会社

LINKEETH(旧:docoですcar)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 免許証
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
オプション
プラン 購入 レンタル
トライアル 2週間

特徴

  • 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能
  • AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。

運営会社

NTTドコモビジネス株式会社

(※1)参照元:LINEヤフー公式サイト
https://minkara.carview.co.jp/userid/3358572/blog/45150239/

(※1)参照元:電子情報通信学会公式サイト
https://www.ieice.org/publications/conference-FIT-DVDs/FIT2011/data/pdf/I-014.pdf

(※1)参照元:国土交通省公式サイト
https://www.mlit.go.jp/road/tech/pdf/catalog-hosou0030.pdf

(※2)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety

(※3)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/

        法人向けAIドラレコの3つのメリットを動画で体験!