ドラレコをダッシュボードに設置できる?
ドラレコはダッシュボードに設置が可能
ドラレコの設置場所は法律で定められていますが、ダッシュボードに設置することは問題ありません。国土交通省が定めているダッシュボードに関する法律は以下です。
「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」の第183条
運転者が運転者席において、次に掲げる鉛直面により囲まれる範囲内にある障害物(高さ1m直径30㎝の円柱をいう。)の少なくとも一部を鏡等を用いずに直接確認できるものであること。ただし、Aピラー、窓拭き器、後写鏡又はかじ取ハンドルにより確認が妨げられる場合にあっては、この限りでない。
参照元:国土交通省(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/S183.pdf)
ドラレコをダッシュボードに設置するメリット
取り付けやすい
ダッシュボードに設置するタイプのドラレコは、設置しやすい点が大きなメリットです。ダッシュボードに置いて付属の粘着シールなどで固定するだけなので、誰でも簡単に取り付けられます。電源はシガーソケットを使用するタイプが多く、こちらの設置も簡単です。機械の取り扱いに慣れていない人でも、すぐにドラレコを導入できます。
視界を妨げにくい
フロントガラスに取り付けるタイプのドラレコは、視界を妨げにくいものがあります。対してダッシュボードに取りつけるドラレコは、フロントガラスの視界を妨げにくい点もメリットです。
ドラレコをダッシュボードに設置するデメリット
ダッシュボードの形状によって設置しにくい場合がある
車内のデザインによっては、ダッシュボードへの設置に不向きな場合があります。ダッシュボードが平らな状態でないと、接着シールの粘着が弱くなり、設置してもすぐに外れてしまう可能性があるからです。ダッシュボードの状態を確認した上で設置を検討しましょう。
エアバッグの動作を妨げる可能性がある
ドラレコの設置位置と、エアバッグの搭載位置が合わないと、万が一の際にエアバッグの動作を妨げてしまう可能性があります。エアバッグが出てきたときにドラレコに当たって乗車している人にぶつからないよう、設置位置には注意が必要です。
ドラレコをダッシュボードに設置する際の注意点
夏の高温に注意する
夏場は車内の温度が上がり、ダッシュボード自体の温度もかなり高くなります。ダッシュボードが熱くなると粘着シールの粘着力が弱くなり、ドラレコが外れてしまうことがあるので注意が必要です。またドラレコ自体が高温により故障してしまう可能性もあります。夏場はサンシェードを使用するなどして、熱からドラレコを守りましょう。
足元に落下しない位置に設置する
何らかの原因によってドラレコが外れてしまったときに、運転席の足元に落ちてしまうと事故につながる恐れがあります。設置場所を検討し、万が一外れてしまっても運転席に落下しないように注意しましょう。
まとめ
ダッシュボードに設置するタイプのドラレコは、取り付けが簡単で導入しやすいでしょう。設置場所や温度管理に注意すれば安全に使用できます。今後ドラレコの導入を検討している人は、ぜひ設置を検討してみてください。
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AI 搭載ドラレコ 3 選
これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
        そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
        それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2ヶ月可 (台数による)  | 
					|
特徴
- 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
 - 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。
 
運営会社
GOドライブ株式会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 顔認証(自動) | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						連携・一元管理 | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 可能 (台数による)  | 
					|
特徴
- 一般的なAIドラレコは20km/h(※1)前後が限界とされる中、8km/h(※2)の低速でも携帯保持や喫煙を高精度に検知。 リスクを早期に可視化。
 - 全世界から集めた50億(※3)km超の走行データでAIが進化。自社開発のハードが常にAIの最新アルゴリズムに対応し、導入後も高精度な安全管理を長期に実現。
 
運営会社
Nauto Japan合同会社
| 管理範囲 | 動態管理 | 安全管理 | 
|---|---|---|
| 運転者認証 | 免許証 | |
| データ閲覧 可能な人  | 
						管理者 | 運転者 | 
| アルコール チェック  | 
						オプション | |
| プラン | 購入 | レンタル | 
| トライアル | 2週間可 | |
特徴
- 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能。
 - AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。
 
運営会社
NTTドコモビジネス株式会社
(※1)参照元:LINEヤフー公式サイト
https://minkara.carview.co.jp/userid/3358572/blog/45150239/
(※1)参照元:電子情報通信学会公式サイト
https://www.ieice.org/publications/conference-FIT-DVDs/FIT2011/data/pdf/I-014.pdf
(※1)参照元:国土交通省公式サイト
https://www.mlit.go.jp/road/tech/pdf/catalog-hosou0030.pdf
(※2)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety
(※3)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/
			
