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【システム機能解説】車線逸脱警報システムについて

社用車の事故による業務停止や賠償リスクなどへの対策として挙げられるのがAIドラレコ。機能の一つとして挙げられる車線逸脱警報システムについて見ていきましょう。

車線逸脱警報(LDW)とは?AIドラレコが担う役割

車線逸脱警報(LDW/LDWS)の基本的な仕組み

車線逸脱警報装置(LDWS)とは、自動車が車線を逸脱する危険がある場合や逸脱した際に、聴覚・触覚・視覚のうち2つ以上の方法でドライバーへ警告するシステムのことです。

国土交通省の定義に基づくこの装置は、事故低減に確かな効果を発揮します。公的な予防安全性能評価においても、時速60kmから作動する装置は8.0点、時速70kmから作動する装置は4.0点と、その効果が数値化され高く評価されています。

参照元:国土交通省|車線逸脱警報装置(LDWS)の試験方法・評価方法の概要(https://jaf-training.jp/column/adas-ldw-alert/

AIドラレコにLDW機能を載せる意味

LDWは、カメラで白線や黄線を常時モニタリングし、ウインカー操作なしで車線を越えそうになるとブザーやステアリング振動で警告する仕組みです。このLDWをAIドラレコに搭載することで、単なる現場での警告にとどまらず、走行データと映像を紐付けてクラウド上に保存できます。

乗用車向けの機能とは異なり、後から管理者が原因を分析し、的確な安全指導に活かせるのが大きな意味です。

なぜ社用車に「車線逸脱警報つきAIドラレコ」が必要なのか

社用車に車線逸脱警報つきのAIドラレコが必要とされる背景には、重大事故のリスクと事故後の莫大な業務負担があります。内閣府の交通安全白書によると、高速道路の死亡事故率は一般道の約2.5倍に上り、死亡事故の類型では車線逸脱が直結する「正面衝突等」が最多を占めています。

社用車は長距離移動や高速道路での走行頻度が高く、居眠りや脇見、疲労による車線逸脱リスクが個人利用の車以上に高いのが実情です。

万が一事故が発生すると、総務や安全推進担当者は相手方への対応、警察や保険会社への連絡、代替車の手配、事故報告書の作成といった初動対応に追われ、通常業務が完全にストップしてしまいます。

こうした事後対応の負担や企業リスクを回避するためには、「そもそも事故を起こさせない」環境づくりが不可欠です。だからこそ、未然に危険を防ぐLDW付きAIドラレコの必要性が急速に高まっています。

参照元:内閣府|第2節 令和5年中の道路交通事故の状況 | 令和6年交通安全白書(全文)(https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r06kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s1_2.html

車線逸脱警報つきAIドラレコの主な機能

リアルタイム警告と危険運転検知

AIドラレコは、車線逸脱だけでなく、脇見運転やスマートフォン操作、喫煙、車間距離の不足、さらには居眠りの兆候などを車内外のカメラとAIが同時に検知する機能を備えています。危険な行動を察知した瞬間にその場で音声警告を発するため、事故を未然に防ぐことが可能です。

この事故削減効果は、「警告漏れを減らすAIの検知精度」に大きく左右されます。そのため、機器を選定する際は、AI性能の実績が確かなものを慎重に確認することが極めて重要です。

走行データ・映像のクラウド保存と運転スコアリング

AI機能付きドラレコには、大きく分けて「ドライバーへ注意喚起するタイプ」と「運転行動をスコアリングするタイプ」の2種類が存在します。スコアリング型を利用すれば、車線逸脱の頻度なども正確にスコアへ反映することが可能です。

管理者や第三者が数値として客観的に運転状況を可視化できるため、ドライバーが車内での警告音に慣れてしまうという課題を防ぐことができます。結果として、より具体的で継続的な安全運転指導へとつなげられます。

車両管理システム連携

総務担当者の業務負担を減らすには、SDカードの回収や映像の取り込みといった手作業をなくす必要があります。そのためには、クラウド型の車両管理システムと連携できるAIドラレコを選ぶことが重要です。

日報の自動作成やアルコールチェックの記録、車検および免許の有効期限アラートなどの情報と一元化することで、総務担当者が毎月抱えている管理工数を削減し、効率的な業務運営が行なえます。

導入で得られる主な効果

AIドラレコの導入により、主に「事故削減」「管理工数削減」「企業価値向上」という3つの大きな効果が得られます。

第一の事故削減効果としては、車線逸脱を繰り返す常習ドライバーを早期に特定し、的確な個別指導へつなげられます。これにより、重大事故を防ぐとともに賠償金や保険料上昇の抑制が可能です。

第二の管理工数削減では、ヒヤリハット映像が自動で抽出・保存されるため、月末の運転指導資料の作成時間が大幅に短縮されます。

第三の企業価値向上としては、対外的な安全運転宣言の実施やホワイト物流、SDGsへの対応に貢献し、取引先や社会からの信頼獲得へとつながります。

車線逸脱警報つきAIドラレコを選ぶときのポイント

適切な機器を選ぶためには、車線逸脱に加えて、脇見や居眠り、車間距離の不足など、何をどこまで正確に検知できるか、AIの機能を比較することが重要です。また、スコアリング機能の有無や、管理画面で確認できる可視化レポートの粒度も必ず確認しましょう。

さらに、クラウド型車両管理システムと連携できるかどうかも大きなポイントです。連携できればSDカード運用の手間を完全に省くことができます。最後に、初期費用や月額費用と、自社に必要な検知機能のバランスを総合的に踏まえた総コストで判断することが大切です。

まとめ

社用車の安全管理において、車線逸脱警報(LDW)を搭載したAIドラレコは、重大な交通事故を未然に防ぐための強力なツールです。

正確な危険検知と走行データの可視化により、事故の削減だけでなく総務担当者の管理工数低減や企業価値の向上にも貢献します。自社に最適なシステムを選び、安全な運行体制を構築しましょう。

危険運転にリアルタイムで警告!事故を未然に防ぐ!
AI 搭載ドラレコ 3 選

これからの車両管理システムには、安全管理機能が必須です。
そこで、ここではすでに多くの企業で導入されている3つのAI搭載型のドライブレコーダーを紹介します。
それぞれタイプが異なるので、導入の参考にしてください。

DRIVE CHART
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 2ヶ月
(台数による)

特徴

  • 精度の高いAIが本当に危険な運転だけを検出・可視化。管理者の確認負荷を減らし効果的な指導ができる。機能は随時追加。
  • 他製品には少ない「本人への週次レポート通知」により、運転者の自覚を促し安全意識を高め、未然の事故防止を実現する。

運営会社

GOドライブ株式会社

nauto(ナウト)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 顔認証(自動)
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
連携・一元管理
プラン 購入 レンタル
トライアル 可能
(台数による)

特徴

  • 一般的なAIドラレコは20km/h(※1)前後が限界とされる中、8km/h(※2)の低速でも携帯保持や喫煙を高精度に検知。 リスクを早期に可視化。
  • 全世界から集めた50億(※3)km超の走行データでAIが進化。自社開発のハードが常にAIの最新アルゴリズムに対応し、導入後も高精度な安全管理を長期に実現。

運営会社

Nauto Japan合同会社

LINKEETH(旧:docoですcar)
管理範囲 動態管理 安全管理
運転者認証 免許証
データ閲覧
可能な人
管理者 運転者
アルコール
チェック
オプション
プラン 購入 レンタル
トライアル 2週間

特徴

  • 安全管理の「Safety」、動態管理の「NEXT」、アルコールチェック、物流・バス向けなど、必要に応じて連携が可能
  • AIで危険運転を警告し事故回避をサポート、日常運転も含めた全走行データを収集、事故や危険運転の映像を直ちに再生可能。

運営会社

NTTドコモビジネス株式会社

(※1)参照元:LINEヤフー公式サイト
https://minkara.carview.co.jp/userid/3358572/blog/45150239/

(※1)参照元:電子情報通信学会公式サイト
https://www.ieice.org/publications/conference-FIT-DVDs/FIT2011/data/pdf/I-014.pdf

(※1)参照元:国土交通省公式サイト
https://www.mlit.go.jp/road/tech/pdf/catalog-hosou0030.pdf

(※2)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/service/road-safety

(※3)参照元:「nauto」公式サイト
https://nauto.jp/

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